プログラマーにおすすめなパソコンは?買い換えるならこれ!
私はウェブデザイナーからプログラマーに転職して8年以上経つのだが、そんな私がプログラマーにおすすめしたいパソコンについて紹介していこうと思う。
MacなのかWindowsなのか
まず、最初に出てくるポイントとしてはMacなのか?それともWindowsなのか?というところだと思う。
ネットで発信しているフリーのプログラマーとかはMacを使うのが当たり前で、スタバなどのカフェでノマドをしている人たちもMacを使っている。
ではプログラマーはMacのパソコンを使えばいいのか?というとそうとも言えない。なぜなら多くの企業で使われているパソコンがほぼWindowsであり、Macで仕事出来る環境ではない場合がほとんどだからである。
まれに小さな会社とかデザイン会社などではMacが導入されていてMacで仕事をすることが可能だったりするが割合としてはかなり少ないと言える。
お客さんの環境もMacではなく、Windows7だったりWindows10であることがほとんどで結局Macで作ってもお客さんの環境でチェックをするためWindows環境がMacと別に必要だったりする。(VirtualBox等を利用しても良いが面倒で動作が重い)
ただ、フリーランスとしてやっていくならMacはとても使い勝手が良くて色々便利なのでWindowsよりもMacの方がおすすめではある。会社員として仕事をするか?フリーランスで仕事をするか?で選択は違ってくるだろう。
私もフリーランスになってからずっとMacを使っている。iPhoneユーザーだったりするとMacの方がだいぶ便利。
プログラミングに必要なパソコンのスペック
CPUとかメモリとかHDDとかSSDとか色々なものがあってどれをどうやって選べばいいのか?パソコンを買う時にはいつも迷う。どう選べばいいのかを紹介していこう。
CPU
このパーツはパソコンの頭脳とも言える部分で、このパーツの性能がいいほどパソコンの処理能力が高いと言えるパーツである。
昔はこのCPUのクロック数が高いほど高性能とされていたが最近は一概にそうとも言えず、CPUのコア数で処理速度が速くなっている。
例えばデュアルコアというと2つのコアが搭載されたCPUで頭脳が2つで理論上2倍速くなる。これがクアッドコアになると4つのコアになり、更に処理速度が上がる。
最近では6コア搭載のヘキサコアモデルや8コア搭載のオクタコアなど更に高性能なCPUが発売されている。
(2019年のMac Proには最大28コアという化け物CPUも存在する)
プログラミングに必要なレベルで言うとクアッドコアレベルで特に問題はなく、最近はヘキサコア搭載モデルでもかなり低価格化が進んでいるのでヘキサコアを選んでおけば長く使えるだろう。
メモリ
どういうパーツかと言うと言い換えると作業スペースと言えるパーツで数値が大きいほど作業スペースが広く取れるので同時に色々なことをすることが出来る。
このパーツの数値は非常に重要で今なら最低でも16ギガ以上のメモリが搭載されたパソコンを選んでおくのをおすすめしたい。
(少し前までは8ギガでも大丈夫だったが最近はスマホでも2メガ以上写真を撮ることが出来るようになり、動画を扱うこともかなり多くなってきている。今後5Gの回線が普及していけば当たり前のように動画を扱うことになるのでメモリは8ギガでは足らなくなる可能性がとても高い)
このパーツに関しては大抵の場合、あとから増設することが出来る(MacBookなどは不可)ため、まず16ギガ積んでおいてPCの処理能力が落ちてきたなぁと感じた時に16ギガ増設して32ギガにすると処理速度が一気に上がる感動を手に入れることができる(そんなことせずに最初から余裕があるなら32ギガを積んでおくといいと思う)
最近ではノートPCでも64ギガのメモリを積んでいるマシンも多くなってきており、価格もそこまで高くならないので、もしも動画を扱うことがあるのなら64ギガ以上のメモリを搭載しておくと安心だろう。
ちなみに2019年モデルのマックプロには最大1.5テラを搭載可能とか…メモリとは思えない数字になっているが価格も軽く3桁万円を超える…。
HDD(SSD)
HDDとSSDは同じ機能を持つパーツでPCのデータを保管する倉庫のようなものである。
HDDはハードディスクで金属の円盤にデータを書き込むため高速で回転する。SSDはフラッシュメモリにデータを保存するタイプでカメラなんかに使うSDカードみたいな構造になっている。
どちらがいいのか?というとそれに関しては圧倒的にSSDがいい。
何故か?HDDは金属で出来てるので重いし、高速回転しないとデータが読み込めないので音が結構するし、経年劣化からディスクがクラッシュしてデータが読み込めなくなることもある。そして読み込み速度が遅い。
SSDは読み込みが速くて無音でそれほど重くないものの同じ価格帯のHDDよりも容量が小さいというデメリットもある。最近はSSDの普及が進んでいて大容量のSSDもかなり低価格化が進んでいるが2テラバイトとかの大容量になってくるとかなり高額になってくる。
これに関してはSSDを一度使うともうHDDを使う気にはなれないレベルになるぐらい全くPCの性能を変えてしまうパーツなのでお金に余裕があるなら最初からSSDを選んでおきたい。
その他のパーツ
ゲーミングパソコンなどではグラフィックボードというパーツの性能によって描写が大きく変わってきたり、そもそもゲームによってはグラフィックボードの性能が低いとまともにゲームが出来なかったりするため、かなり重要なパーツとなるがプログラマーが動画編集をしたり3Dゲームを作ったりはしないと思うので、どれでもいいだろう。
もしも3Dゲーム開発が必要ならレベルの高いゲーミングPCを買っておいた方がデバック作業もしやすいだろう。
あとはファンがどうとか水冷式だとか色々あるけど、プログラマーレベルではそんなに重要なパーツではないのでこだわる人はこだわればいいくらいのレベル。
プログラマーならこだわりたいPCの周辺機器
パソコン自体よりもこだわりたいのが普段使う周辺機器だと思うのでそれについても紹介しておこう。
マウス
プログラマーも長くやっていると段々とキーボードでショートカットを駆使した作業になってくるのだがマウスも使うのでこだわりたい。
私のおすすめはトラックボールのマウス。職場で使っている人がいたのでなんとなく試しに買って使ってみたところ、思った数倍よかったので買い換えるたびトラックボールのマウスを使っている。
何がいいのか?というと手を動かさないでも指先一つで動かせるってこと。これは使ってみないと感動が伝わらないと思う。デメリットがあるとすると時々玉を外して掃除しないとゴミが溜まるところ。
キーボード
時々PCについているキーボードを使い続けている人がいるが私にはもう理解できない。それは一度Realforceを使ってしまったからである。
会社の売上が好調だった時に、節税対策で社員に会社で使う備品だったら5万円分なんでも買っていいよ〜領収書持ってきたらお金出してあげるって太っ腹なことを言ってくれたので遠慮なくモニターとキーボードを新調した。
そのキーボードなのだがこれも会社の同僚が先に買っていていくら?って聞いたら2万と答えた。は?キーボードが2万?何がちがうんだよ?って驚いたのには理由があり、見た目ごく普通のキーボードなのである。それがなんで2万円もするのか?これは買って確かめるしか無いと経費で購入してみたわけである。
その結果、自宅用に自腹で2万円のRealforceを買ってしまった…。はっきり言って一日中キーボードを叩き続ける仕事なら2万円の価値はあると言える。Realforceはそれだけ気持ちのよい使い心地なのである。
モニター
モニターはなんでもいいからデュアルモニターにした方がいい。それかとにかくでかいモニター。作業効率を上げるためには広い作業台が必要とメモリのところでも書いたのだがこのモニタというものも同じレベルで作業効率が上がる。
仕事でプログラミングをやっているといろいろな案件を同時にこなすことがあり、テキストエディタとメーラーとブラウザとフォトショやイラレ、エクセル・・・と数え切れないほどのソフトを広げている時がある。
そんな時デュアルモニターならメール確認して即座にテキストエディタに戻れるし、常にチャットワークを確認しながら作業する事もできる。とにかく、仕事の効率を上げるにはデュアルモニターは必須と言っても過言ではないレベルで重要なのである。
モニターにもいろいろあってどれを選べばいいかわからないって人がいるかもしれないが今の時代、海外製で十分問題ないレベルで使える。台湾のAcerやBenq、韓国のLGやSamsungなど安くて超高性能なモニターを作っているメーカーがあるのでそれを使えばいいだろう。
私は23インチを横に2枚並べて使っているがプログラマーには一枚縦で使う人もいるので縦で使えるか調べて買うと良いかもしれない。
おすすめしたいパソコン紹介
ドスパラ Magnateシリーズ
ドスパラ
安くて高性能なパソコンの代表格として君臨するのがドスパラのPCだろう。私も昔会社で使っていたが安さとスペックには満足していた。
ただ、少し気になったのがPCのサイズでなんか他のメーカーよりも無駄にでかくて邪魔なような気がする。高性能にすればするほどファンの数が増えてやたらうるさかったのもマイナスポイントか。そういう部分が気にならないなら性能はピカイチである。
このメーカーも直販で低価格なのに高性能というハイコストパフォーマンスを実現!
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アップル Mac mini
今私がメインで使っているのがMac miniというパソコン。
フリーランスのプログラマーはMacBook Proを使う人が多いが別に持ち運ぶ必要性がない家での作業でクラムシェルモードを使って作業して無駄にバッテリーを消耗させる必要もないので家ではMac miniを使っている。
HDDモデルを買ってしまったのだが、システムアップデートの時など時々重い時がある以外はおおむね何の不満も無く使えている。入力出力端子も十分な数があり、家で使う分には非常にちょうどいいパソコンと言えるだろう。(HDDが重すぎて結局2019年に自分でSSD化した)
ただ、アップル製品は上に書いたメーカーよりは価格面で見劣りするのでそこはマイナスとなるだろう。
マウスコンピュータ DAIVシリーズ
私が前いた会社で使っていたパソコンなのだが今まで使ったどのパソコンよりも動きが良かった。
起動は30秒ほどで、ソフトが固まることなどほぼ皆無であり、たくさんのソフトを常駐させながら作業をしても全く変わらない速度でサクサク動いていて本当に作業効率向上に大きく貢献してくれたと感じている。
いらないソフトが最初から入っていないことで超高速を実現しているのだとか。BTOと呼ばれるオーダーメイドシステムで購入できるのでこだわりのPCを作れるのもよいところ。
デザイン性も面白く、電源スイッチは押すのではなくひねる。最初かなり戸惑うこと間違い無し…。
このパソコンは高性能なのに低価格というハイコストパフォーマンスなのだが理由は直販だから。Amazonや楽天に払う中間マージンがないぶん高性能なパソコンが低価格になっている。
マウスコンピュータのPCは国内生産でサポートも24時間対応で修理も非常に早いことで知られており、いざという時に安心というのもポイントである。
参考クリエイター向けブランド 「DAIV」 TOP
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