転職時の志望動機はプラス思考がいい
転職マスターの私がたくさん面接を受けてきた経験から言うと、面接で志望動機を聞かれた時にはプラス思考で返したほうが絶対いい。
なぜそう思うのか?他に転職時の面接で注意すべき点なども合わせて書いていこうと思う。
転職理由がネガティブだと採りづらい
転職の理由が人間関係でもめましたとかジャバスクリプトがわからなくて限界を感じましたとか給料が安くてとかネガティブな場合、もしかすると採用しても人間関係でもめるかもしれないとか思うし、ジャバスクリプトがわからないとか勉強する向上心とか無いのかな?とか給料が安いのがダメならうちより給料のいいところが出てきたらすぐに辞めてしまうんじゃないか?と不安になる。
自分の会社ではそういった問題が起こる可能性が低いと考える採用担当だったりするとこういった理由でも全く問題ない場合もある。
儲かっていて能力次第ならいくらでも給料を上げることが出来る会社だったら給料が安くて辞めた人は歓迎したい人材かも知れないし、ジャバスクリプトがわからなくてもデザインに力を入れたい会社なら問題なく採用してくれるかもしれない。
ただ、基本的に転職理由がネガティブだとちょっと採りづらいと考える採用担当は多いと思う。
私の場合は面接の時に前職を辞めた理由を聞かれた場合はネガティブな理由は避けて、「会社の持っている案件が保守案件ばかりで新しいことをやってみたいと言う気持ちが大きくなり転職を決意しました」とか「会社の規模が小さくもっと大きな仕事をやっていきたいと考えたからです」とか「社内Webデザイナーでは成長の機会が少なくもっと刺激し合える人たちと共に働きたいと考えたのが理由です」といった言い方をした。
ぶっちゃけ「それもあるけどそれだけじゃないけどね」って内容。
給料が安いとか嫌な奴が上司とか職場が遠すぎるとか色んな理由がある中で1番ポジティブな理由を挙げればいいと思う。
結局面接とは「自分という商品を売る営業の場所」
私が何度も転職を繰り返し、たくさんの会社で面接を受けて悟った答えはこれ。
自分を商品と位置づけてその会社がその商品を購入した方がいい理由を伝えることが出来れば採用される。
例えば、会社側が急成長していて本当に人が足りない場合は多少スペックが足りていない人材でも採用する。
必要最低限のスペックさえあればいいと考えているから。こういう会社に入社するのはとても楽だろう。(後々人が足りて無くてブラックになる可能性は高いが)
会社側がいい人が居れば採りたいと言うようなそれなりに商品を見極めて買いたいような状況だと面接時の自己アピールの手腕が問われる。
出来る限り自分と言う商品を購入(採用)した場合にどういうメリットがあるかを伝えないと中々購入に至らないだろう。
ぶっちゃけ転職者を採用するコストはシャレにならないぐらい高い。
大体年収の半分とかをエージェントに支払う必要がある。
もしも年収360万円のWebデザイナーを採用する場合、180万円を転職エージェントに支払う必要性があるということだ。(これに関しては様々な契約があるので一概には言えないが採用コストは普通かなり思っているより高い)
それだけのコストをかけて採用を決める企業側からすると出来る限り優秀な人材と思われる人間を採用したいわけだ。
ぶっちゃけ採用してみないとどんな人間かなんてわからないので有象無象の世界なのだが最低でも採用するに至る理由をちゃんと聞きたいというのが企業側の心の内側だと思っている。
もし自分が高い買い物をする側だったらと考えると例えば車。
燃費がいい車が欲しい人も居ればかっこいい車が欲しい人もいるし、たくさん荷物が詰める車が良いという人もいれば故障が少ない車がいいという人もいるだろう。
面接という商談で、自分の会社が求めるスペックを持ち合わせている人材かどうかを見極め、更に他にもメリットが多くてデメリットが少ないかどうかを見極めたいというのが企業側の本音なのだ。
とうことで、面接で転職理由を聞かれて「人間関係でもめて」とか聞くと「協調性がない人かも」とかいうデメリットをわざわざ自分から説明しているということになる。
車のディーラーに行ってこの車ってどういう車ですか?と営業マンに聞いていきなり「超運転しにくいです」って言われたらちょっと買いづらいだろう。
通常デメリットを説明する時は「最初は超運転しにくいですが、慣れると段々コツが掴めて来てそれも味わい深く愛着がわくいい車なんですよ」などとデメリットを打ち消すフレーズを持ってくる。
これを応用すると「ジャバスクリプトがどうしても理解できなくてプログラミング側では会社の求める力になれなかったことが悔しくて転職を決意しましたがデザインでは賞を取ったこともありUXについての勉強もCSSniteなどのセミナーに欠かさず参加しております」と言うようなカバーが出来ればネガティブな理由がポジティブな理由になるといえる。
転職面接は営業だと思えのまとめ
面接は自分を売るための商談の場だと思えばいい。
営業経験が少ないと中々面接の受け答えが難しかったりするが最終的に自分を採用するとこういうメリットがありますよ、デメリットの部分もこういう方法でカバー出来ますよと言うような買う理由を説明できればいいだけの話だ。
ただ、会社側が求める人材が「会社のムードメーカー」だったり、「チームをまとめるリーダー」だったり、「とにかくかっこ良くて使いやすいデザインを作ってくれるデザイナー」だったりと千差万別である場合がある。
そんな時に活躍するのが転職エージェントで、自分では聞きづらい「どういう人材を求めて募集をかけているのか?」とか「こういう人材が過去に採用されやすかった」と言うような情報を持っている。
そういう情報を面接の前に聞いておけば受け答えもその求める人材に寄せていけばいいだけの話なので採用の確率はぐっとアップするだろう。
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