会社の辞め方マニュアル

制作会社の辞め方マニュアル
ウェブ制作会社で働いていると結構辞めたくても辞められない状況に陥る事があると思う。

私の前いた会社もそうで、先輩など1年ぐらい辞めたくても辞められない状況が続いたと言っていた。

でも私は辞めようと思ってすぐ辞めたし、今まで5回も辞めている辞職、退職のプロとも言える存在なのでちょっと今回は会社の辞め方について紹介してみる。

法律的には2週間でやめることができる

まず、この国は法治国家ということで法令に遵守した辞め方を書いておくと退職の意思を伝えて2週間で会社をやめることが可能。

この時、会社側が退職届を受け取らない可能性もあるがその場合は内容証明で会社に送るという方法で退職の意志を伝えたという証拠が手に入る。

参考14日前に退職の申出をされると拒否できない?

一般的な会社は1ヶ月程度前に退職の意志を伝えることになっている

多分どんな会社にも就業規則的なものがあると思うがそこにはおそらく退職の意志は1ヶ月前に伝える必要があると書かれているような気がする。ぶっちゃけ就業規則よりも法律のほうが上のランクの決まりなので2週間で辞めたいなら辞めることは可能である。

一応有給消化のこともあるので1ヶ月半ぐらい前には会社に伝えておくとスムーズに進むと思う。なんなら2ヶ月前ぐらいだと安心。

退職理由は次が決まったからというのが一番無難

次が決まっていなくても次が決まったと言って辞めることをおすすめしたい。次が決まっていなかったら「お前みたいなやつが他の会社に入れるわけがない」とか嫌なことを言われたりなんだかんだで退職日を上手いこと言って引き延ばそうとしてくる会社もある。

だから何月何日から次の会社に出勤することになっているとか何月何日から学校に入ることになっているとか期限を決めとくとよい。それ以降は絶対に出社しない意思を伝えておくと引き止めようとしてこない。

どうしても言い出しづらい時は退職代行

退職したいと言うと何故かブチ切れる人がいる。恐らく飼い犬に手を噛まれたと感じてしまうのだろう。

今まで色々教えてきて仕事ができるようになってきたと思ったら辞める?ふざけんな!と思う人も結構いるようだ。

ブラックな会社の場合は人員が足りず、辞められると仕事が回せなくなる事もあったりして辞めようとすると他の社員も嫌な顔をしたり、あからさまな嫌がらせをすることもあるらしい。

そんな時は退職代行に頼むのも今の時代ありだろう。多少の費用はかかるものの退職代行に全て任せれば退職を言い出す辛さもなく、次の日から出社することもなく会社をやめることが出来ることもある。まずは無料相談を利用してみるとよいだろう。

ニコイチは退職代行を14年も前からやっている老舗。実績も多く安心。

引き継ぎ作業は迅速に

退職が決まったらやっている仕事を引き継ぐ必要がある。後任者がまだ決まっていなければ作業マニュアルをつくっておくとよい。パワーポイントでキャプチャーした画面で説明するマニュアルが一番わかりやすくて良いと思う。マニュアルはイラレやフォトショで作ってもよい。

後任者が決まれば一通り説明してやってもらってわからないところはマニュアルを読んでくれと言ってそれでもわからない部分などがあれば教える。大体がマニュアルを読めば理解できることだと思う。こちらのやり方が完全に伝わらなかったとしても自分のやりやすいやり方でやってくれると思うのでそこまで心配する必要ないだろう。

引き継ぎをダラダラやってしまうと退職日に間に合わなくなって有給消化に響くので出来るだけ迅速に進めるのがおすすめ。

私の退職失敗談

私は5回会社を辞めたわけだが失敗もそれなりにしている。ちょっとそれを紹介しておく。

派遣会社の場合、有給消化無理説

私が派遣会社の社員だった時は派遣の契約が終わるタイミングで辞める意図を伝えた。ただ、派遣先の会社としては有給消化は派遣会社側の役割なので末日まで全部出社してくれないと困ると言われる。

派遣会社側からは次の会社に出社しててもいいので、次の月に有給消化してくれませんか?とのこと。その月は月末まで出社して次の会社に出社し始めている時に派遣会社側の有給消化が行われ給料が発生している状況になるということだ。

ぶっちゃけ俺は一日でも早く会社を辞めて有給消化で国内旅行を楽しみたかったので有給消化期間に旅行の予約をしていた。なのに急にそんなこと言われてもぶっちゃけ辞める会社なのにそんな約束どうでもいいわってことで一週間謎の腹痛で検査入院するからもう行かないって電話した。

そしたら会社が切れて今すぐ医者の診断書を出せや!って言ってきたので近くの診療所で腹痛の診断書を取ってFAX!(旅先の県なのでバレバレだが)マジでくそめんどくさいことになったわ。どうでもいいけど。ガチでどっちも切れてたので「お前こんなやり方で辞めるんだから有給消化させねえよ?」「いらんわ!そんなはした金請求するかよ!」ってことで有給消化せず。

ぶっちゃけ社会人になってからはまとまった休みのほうが数万円の金よりも大事だったりするのでこの時はしょうがないわ。ってかこの会社の人事がおかしなやつで派遣会社をいじめるのが趣味みたいな人間だったので最後ブチ切れれて良かったとは思う。

しょぼい会社の場合、有給消化無理説

社員数が10人ぐらいの超少数精鋭みたいな会社で働いていた時、募集しても誰も求人に応募してこなくて辞めると言っても全然引き継ぎ要員が来るまでお願いって言われて辞められなかったのだがもう何月何日に家引っ越すから来ないよ?って言って無理やり辞めた。

その時は残り2週間というところで変わりの要員が来てくれてそこから引き継ぎ作業を開始し、引き継ぎの要員であるおばちゃんが可愛そうなので月末まで引き継ぎ作業を手伝い出社。

結局退職日は決まっていたので有給の消化は不可能という事になり有給は消滅してしまった(まぁぶっちゃけインフルエンザとかでだいぶ使って残り少なかったけど)。

会社は簡単に辞めれるのまとめ

匿名掲示板などを見ているとしょっちゅう辞めたいけど辞められないみたいな話が出てくるので辞めたきゃ辞めろやと思ってこんな記事を書いてしまった。

はっきり言ってスーパープログラマーが書いたものすごく短いソースで高度なことをやっている解読不可能なソースが大量にあるシステムとかの場合ぐらいしか変わりがいないという状況にはならず、普通レベルのWebデザイナーやプログラマーは探せば代わりはいくらでもいる

会社を辞めさせられたくない場合は解読不能なブラックボックスなソースを書きまくって辞めさせたくても辞めさせられない状況を作り出せばいいが、いずれ引き継ぐことを考えると誰にでも解読可能なわかりやすいソースコードで作っておくことをおすすめしたい。引き継ぎがとても楽になる。

3年近くいた会社でも辞めたいですって言って約2週間で引き継ぎが終了して辞めることが出来たりする。

会社を辞めた後はもしも次が決まっていなければ離職票を受け取ってハローワークへ行って失業保険の申請をすることをおすすめする。

もしもフリーランスをしようかなとか思っていてもこの世の中何があるかわからないのでとりあえず失業保険はもらっておこう。私が失業保険をもらいながら職業訓練に行っていた時も最終的に職業訓練が終わった後、フリーランスになったという人を何人も見ている。

結果的にフリーランスになるしか無かったという状況はよく世の中にはあることなのだ。

参考退職代行ニコイチ

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“会社の辞め方マニュアル” への1件のコメント

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