人生には理不尽に叱られる時期も必要
こんなツイートを見たので反射的にブログを書いてしまうが、新卒入社した会社での経験は間違っていないと思う。
新卒入社した頃
「お前は才能がない」
「段取り悪すぎ」
「そんな姿勢では社会でやっていけないよ」
と言われました。転職先では
「天才型だね」
「賢いし頭の回転が速い」
「売上の70%は君が作っている」
と。私自身は何一つ変わっていません。環境を変えただけ。環境を選ぶのも大切なことです☆
— とっとこランサー@ライター&講師 (@Tottokolancer) 2018年5月3日
私も新卒入社した会社では毎日のように叱られて注意されて人格否定されてボコボコになっていた。
新入社員なので仕事の段取りとか色々とわからないことが多くてマズいこともたくさんやったし、怒られて当然の対応をしたりしたからそうなったのだが時には意味のわからない理不尽なことで怒鳴られていたりもする。
なぜ、上司は新入社員に対してそういう対応をするかというと新入社員が憎いからではない。新入社員を一気に成長させるためにはそれが必要だからなのである。
麦踏みの原理
麦という作物は新芽が出てきた時に踏まれることで強く立派に育つ。
人間も実はそういうもので、アメリカの軍隊でも入ったばかりの新兵にはブートキャンプというプログラムで徹底的にしごかれ、人格否定をされお前みたいなろくでもないやつがちゃんとした兵隊になんてなれねえよ!今すぐ帰ってママのおっぱいでも吸ってろ!みたいな暴言を浴びせられる。
そうやって精神的にダメージを受けることで、これから仕事で経験する多少の挫折で簡単には折れない心を手に入れることができるわけである。
だから新入社員に言いたい、無茶苦茶理不尽なことで暴言を浴びせられボコボコにされるのが新入社員の仕事だから、そんなことでくじけないでその上司を見返してやる気持ちで仕事をしてほしい。そうすれば必ずいつかその上司の暴言があったからこそ今立派に成長した自分がいるんだということに気づくことが出来るから。
暴言が無かったら間違いなく今の幸福は無かった
もう俺が新入社員で働き始めてから12年が経過したが今振り返るとあの時あの上司に出会わなければ間違いなくプログラマーという道を諦めていたと感じる。
絶望的にプログラマーに向いてなかった俺が挫けずにプログラミングスキルを手に入れることができたのは、あの上司の「逃げんの?」という煽りに「絶対逃げないでこいつに向き合ってやる」と覚悟したことが大きい。
まとめ
人生、いろいろなところに壁や挫折が存在しているが乗り越えなければならない壁や挫折が確実にある。
その壁の前で引き返す人間になればずっと小さな檻の中で生活することになるだろう。一歩踏み出せる人間になれるかどうかは今の厳しい状況と向き合うところから始まるのである。
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