Web業界は転職のしやすさがメリット!将来性が段違い

Web業界は転職のしやすさがメリット!将来性が段違い
私はWeb業界にかれこれ12年ほどいるのだけどWeb業界っていいなぁと思うのがなんと言っても気軽に転職できるところだと思っている。

すでに私は6社の会社を渡り歩いているが、まだまだ転職出来ると思っているし、実際私より上の世代もしょっちゅう転職してスキルアップを繰り返し、年収もそのたびに上げている。

今回はWeb業界の転職の現実について書いていこうと思う。

Web業界の転職回数は無制限

普通の会社の場合、転職回数が3回を超えてくると書類選考で落ちてしまったりするらしい。そのため転職エージェントに登録しようとしても転職回数が多いというだけでお断りされてしまう人もいるらしい。

ところが、Web業界の場合は転職回数など特に問題になることはなく、どれだけ転職回数が多くても必要とするスキルを持っている人はどこでも転職することが出来てしまう

私の場合も6社渡り歩いているが、私の周りにはそれぐらいいろいろな会社で働いている人は極普通にいる。みんな転職でスキルアップをしてきている人たちなので仕事ができる人ばかりである。

転職しないというリスク

Web業界は何度も言うようにスキルが全てであったりする。なので一つの会社で一つのシステムの改修ばかりやっている人は転職が難しくなってしまう場合がある。

例えば、今はもう枯れてしまった技術だと言われているCOBOLという言語がまだ使われている業界もある。そういうところで10年以上働き続けていても、いざ転職しようと思ってもその言語が使える会社にしか需要のない人材になってしまう可能性がある。

これがPHPとかMySQLを使ったWeb制作だったらいくらでもつぶしが効いて転職の宛はいくらでもある。HTMLやCSSなども同じくWebの標準となっているので転職しやすい。

私は以前入った会社でプログラミングを学ぶためにコールドフュージョンという言語をやらされたのだが、これがもはや今使われていない言語と言ってもいいぐらい需要が減っている。一応開発はまだ進んでいるようだがこの言語を使っている会社はかなり減っていると感じる。
Adobe ColdFusionファミリー

こういった潰しの聞かない技術をいくら完璧にマスターしたからと言って需要がないので転職には使いづらかったりする。言ってみれば非常にレアなトランプを見つけたとしてもトランプマニアが少ないので高く売れないのと同じで、これがレアな遊戯王カードなら高く売れるわけである。自分を高く売るには需要があるスキルを身に着けなければならないということである。

そう考えると一つの会社で一つの言語をやり続けていてもそれは完全に将来性を考えるとリスクでしか無いと言える。

会社内で成長できないと感じたならどんどんと転職していろいろな言語を学んで使ったり、いろいろなプロジェクトに参加することがスキルアップになり、自分の価値を高める上で非常に効果を発揮するのである。

社内で頑張って年収を上げるより、転職したほうが年収が上がる

正直今の転職業界は人手不足が深刻化していて、中途採用の提示年収が上がり続けている。
自分の市場価値がわかるミイダスというWebサービスで自分の価値を調べてみるのをおすすめしたいのだが驚くほど高い年収を提示されるだろう。会員登録すれば面接まで確約されているので提示年収は嘘ではないということだ。


ミイダス

スマホゲームにIoT、AI技術にリモートセンシング…全てにエンジニアが必要なのでとにかくエンジニアの奪い合いが続いていて年収が高騰し続けているのだ。その流れでWeb業界も年収が上がっていて、今いろいろと起業が増えているがWebアプリだったり、ウェブサイトだったりそういう物を使ったビジネスであることが多い。

なのでWeb技術者も必然的に奪い合いになってしまっていて、年収アップでの転職が当たり前になっているのだ。

この流れは今後も続いていくと見られており、少子高齢化でどんどんと人手不足が加速していくことは明白であり、Webを中心としたIT業界は今後も需要が減らないと考えられる。新聞や雑誌は軒並み需要が減っているもののそれがどんどんとWebに置き換えられており、テレビもどんどんYouTubeに視聴者を奪われている時代である。

今後、全てのメディアがWebに置き換わっていくと感じていてそれを考えるとまだまだ今は時代の過渡期であり、ウェブ業界は成長途中だと思われる。

そういう理由で、今の会社に居続けて昇給を待つよりも転職したほうが年収アップになると言っている。今現在、私は年収アップし続けて転職しているし、今後も必ず年収アップでの転職を出来ると考えている。

ただ、年収アップしての転職には上に書いたように必要とされるスキルを持っているかが重要で、これまで大したプロジェクトに参加したわけでも無く、使える言語がコールドフュージョンだけというような使いづらい人材は年収アップ出来ない可能性が高い。

まずはつぶしの効くPHPやMySQLを使ったWebサイトを構築したり、javaScriptを使った動きのあるサイトを作成したり、今必要とされている技術を身に着けたり、誰もが聞いたことのあるような会社のサイトのディレクションを行ったりという実績を身に着けなければならないだろう。

Web業界は転職しやすくて将来性抜群と言える理由のまとめ

はっきり言って、まだこれだけ伸び続けている業界はWeb業界ぐらいだと思う。他の業界は日本の人口減とともに需要が減っている分野もあるし、今後消えていくのではないかと思われるような産業もたくさんある。雑誌業界はかなり危機的状況で休刊という名の実質廃刊が続いている。私の好きだったデザイン雑誌「MdN」もついに廃刊となってしまった…。ただ、紙ベースは消えてもWebではまだ生き残っている。
デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive- TOP – MdN Design Interactive

そうやってどんどんとメディアがWebに生き残る場所を求めて移っているのが現状で、NHKなどもWebとの同時放送を行うことで受信料を増やそうと頑張っている。おそらくそうしなければ今後どんどんテレビを持たない家庭が増えていき、子供が見るのはYouTubeのみ、年末の番組はAbemaで格闘技というような時代になってきている。テレビは見ないけどHuluやNetflixで海外ドラマは見ているという若者はかなり多い。

こんな時代にウェブ業界の未来を語るなら確実に明るいという答えになるだろう。今後も後30年ぐらいはこの流れが続き、Web技術者の需要は続くと見ても大丈夫だ。少なくともしっかりとしたスキルと制作実績を持っている人間は仕事にあぶれるようなことは起こらないと見る。

実際私は35歳だがまだまだ年収アップで仕事を見つけることが出来ているし、私の職場には40代でも問題なく年収アップで転職している人がいる。Web技術者として今後やっていくのがしんどいと思ったらディレクションやマーケティング、プロジェクトマネジメントなど人を管理する側でも仕事はたくさん見つかるだろう。

まとめると確実に将来性があるのはWeb業界なので転職するならこの業界がおすすめということになる。

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