Webデザイナーやプログラマーが転職して給料を増やす方法
日本の一般企業の場合、転職すると給料が下がる場合が多い。日本の企業は新卒神話があり、転職回数が多いと忍耐力のない人間として扱う事が多いためである。
ただ、IT業界は転職で年収を上げていくことが可能な業界なのでここで少しそのことについて紹介していきたい。
IT業界は実績が全て
IT業界は若い業界で旧態依然とした日本の大企業のように年功序列で給料が決まったりしない場合が多い。
若くてもマネージャーに採用される人の給料は高く年を取っていてもろくなソースも書けないプログラマーでは給料は安いままとなる。
そんなIT業界でいちばん重要なのが実績。
どういう仕事をしたかが給与に直結してくるのがIT企業で学歴や年齢などよりもどういった案件でどういったポジションだったかの方が重要になる。
ただし、プログラマー等の場合は古すぎる技術しか持っていないと給料は上がりづらい。C#しか書けませんとかVBでしかできませんとかでは給料は安い。ただのCやVBではなく.NETフレームワークでシステムを構築してきましたとかだったら評価は上がるだろう。
Webデザイナーであっても同じでXHTMLでサイトを構築しましたと言うよりはHTML5でコーディングしていますとかの方が評価は高い。
デザインも昔の楽天みたいなサイトのポートフォリオばかりだと給料は上がっていかないだろう。今はスマホの時代でありワンカラムが主流である。
結局ITの世界では時代の最先端に行く人間が評価されるということになる。
そのため最新技術を常に勉強し続けることが出来る人間は給料が上がる転職が可能ということだろう。月一冊はIT関係の書籍を購入して勉強し続けていきたい。
儲かっている業界を狙え
転職の極意はここにある。私が転職エージェントを使って大幅に給料を上げて転職できたのも儲かっている会社に入れたことが大きい。
儲かっている業界には金がたくさん余っているのでそのお金を投資に回す。
IT業界で一番の投資対象は人材である。なぜならIT業界はほぼ人件費しかかからないから。
自社ビルを作っても売上は増えないが優秀な人材を手に入れれば売上がグイグイ増える。だからどれだけ金がかかっても優秀な人材を確保しようとするのである。
私が転職エージェントを使った2008年当時は某携帯ゲーム会社がイケイケだったころで転職説明会まで開いており、そこではノベルティーグッズを配ったりして必死で入社を促していた。
面接も最初から採用ありきみたいな形で本当に人が欲しくて仕方がないと言った感じであった。
提示された年収はその当時の私のレベルではあり得ない額であったが話を聞いていると家に帰れないとか土日出社が当たり前みたいな環境っぽかったのでやめておいた。流石に金よりも体のほうが大切に感じたのが大きい。
携帯ゲーム業界は戦国時代なので数年で主役は入れ替わりあの頃あれだけテレビCMを打っていたあの会社は今は勢いがなくなり今ではサイバーエージェントのサイゲームズが主役になっているように感じる。これがまた3年後になれば別の会社になっているかもしれない。
今後はPS4で発売となったVR技術やポケモンGOのようなAR技術を使える人材が求められて高収入で転職することが可能な時代になると感じる。
他、常に強いのが携帯キャリア3社でここに関しては電波を独占しているためどれだけ競争が進んでも結局は儲かる。
今格安携帯会社がたくさん生まれているものの結局は大手の電波を借りているだけなので大手が儲かる仕組みなのである。
そんなわけで携帯キャリア3社の内部で働くか直取引している会社はとても給料が高い。狙うべき場所である。
最終的にはフリーランス
IT業界は実績さえ持っていれば会社に属さずフリーで働いたほうが稼げる。
なぜなら会社の場合売上の半分ぐらいが会社の利益になって自分には販管費や管理費が引かれた額しか入ってこないから。
本当に実績のあるスーパーなWebデザイナーやプログラマー、SEなら仕事は常に受けきれないぐらい来るものであり、そうなれば会社員をしているよりも何倍も稼げる。
私も結局今はフリーランスとして仕事をしているが会社員の時の倍ほどは稼げている。まぁ会社が半分持っていっていたわけだから普通は倍もらえる計算なのだが。
逆に倍にならないならリスクヘッジとしてしっかりと社会保障が完備されている会社員のほうが良いと言えるだろう。(フリーランスのほうが自由な生活が出来るという点において自分にはあっていると感じるので恐らく会社員の給料レベルに下がってもフリーランスを選ぶとは思うが)
転職で給料を上げる方法まとめ
まとめると以下のようになる。
- 最新技術を独学で学ぶなど技術力を高める努力をする
- 会社で積極的に大きな仕事にチャレンジして実績を築く
- 儲かっている業界を調べる
- 転職エージェントを使って儲かってる業界にアプローチ
- 会社の勢いがなくなってきたらまた儲かっている会社に転職
- フリーでやっていける実績が出来たら独立
こんな感じで上手く行けば最終的に法人化出来るぐらいのレベルには達するだろう(フリーランスで年収1000万円を超えてきたら消費税がかかるので節税対策で法人化を考えると思う)。
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