Webデザイナーの転職方法まとめ
ブラック企業で働いている人や、やりたいことができない会社で働いている人などいろいろな理由で転職したいと考えているWebデザイナーは多いと思う。
私の場合もブラック企業から逃げるように転職したり、ぬるま湯みたいな環境が嫌で転職したり、なんかやりたいことと違う仕事ばっかりやらされるのが嫌で転職したりフリーランスとして独立するまでウェブデザイナーとしては計4回ほど転職している。
今回はWebデザイナーの転職にはどんな方法があるのかについて紹介してみる。
職安(ハローワーク)で転職
Webデザイナーの転職で職安を使うのは情報弱者としか言いようが無い最悪の手段であると感じる。
職員に相談してもWeb Designの知識を持つ人がいることがまれでパソコンを使って探しても職安に求人を出す会社は大体銀行から融資目的で成長してる感を出すためにやってる場合が多くダミー求人を見分けなければならない。
ただ、失業保険をもらいながらポートフォリオを作る時間が欲しいとか職業訓練校に行きたいという時に利用すると便利。
転職情報サイトから転職
Webに特化したファインドジョブ(http://www.find-job.net/)が有名。利用する企業としては決められた機関の掲載料のみの支払いのため安く求人広告を出せる。
こういった転職サイトからの転職のメリットは、
- エージェントを使えないような小さな会社が多いがその分他では見つからないような会社に出会える
- 人手に困っている場合が多く採用までのステップがシンプルで結果が早い
など。
デメリットとしてはエージェントを使う余裕がない会社が多くそれほど高給を期待できないことなど。
私はブラック企業から逃げるように転職した時に貯金の余裕が全く無かったためファインドジョブで手っ取り早く転職先を探したが面接2社目でいい会社に巡りあうことが出来た。
転職エージェントからの転職
最近の主流は転職エージェントからの転職。世の中にはリクルートエージェントやらデューダやらの大手からあんまり聞いたことのない小さなエージェントまで非常に多くのエージェントがある。
転職者は基本的に無料で転職先の企業からエージェント側にお金が渡る仕組みで成り立っている。
エージェントからの転職のメリットとしては、
- 専門知識が豊富なスタッフが多く相談出来る
- 紹介先は大手の企業が多く給料が上がることが多い
- 段取りをエージェントがやってくれることが多く色々楽
など。
デメリットとしては、
基本的に転職後の年収を基準として何%かがエージェントの報酬となる仕組みなので転職後の年収が高いところ優先で紹介される(年収は少なくてもやりたいことをしたい場合はエージェントは向かない)
エージェントの利用は無料だが紹介に対する企業側の支払額が多額なため辞めづらい
私は2回ほどエージェントを使って転職したが両方共大幅に年収を上げる事に成功した。エージェントを使えるということはそれなりに余裕のある会社ということであり利益率は高く給料が良い会社である場合が多い。
ただ、下手すると給料は高いが激務で常に人手が足りない会社である場合もあるので企業研究はしっかりとこちらでもした方がいい。
人づてでの転職
それなりにWeb業界が長ければ知り合いも増えてその中には世話好きで頼れる人もいると思う。
そういった人にそれとなくいい会社が無いか尋ねてみると意外とタイミング良く人材を求めている企業を紹介してくれたりする。
Web業界は常に人手不足なので求人出してない会社でも良い人材なら採りたいというところは多い。
メリットはスムーズな転職ができることだが、デメリットは紹介してくれた人を裏切ることになるのでそう簡単には辞められず最悪でも2〜3年は働くことになるということ。
アルバイトから正社員へ
全くのWeb業界未経験の場合はアルバイトで経験を積む方法も有効。
アルバイトから正社員登用という話もこの業界ではよくある話で小さい会社が最初は正社員を雇う余裕はなくアルバイトぐらいしか雇えない状況である場合は多い。
ただ、ITの場合成長する時はあっという間に大きくなるので最初はアルバイトでもすぐに正社員になることができる可能性が高い(利益率が高い業種なので)。
ただ、急成長する場合もあれば給料を払わず夜逃げする会社もあるので会社の見極めはしっかりとしたい。
派遣社員から正社員へ
私がWeb業界に入ったきっかけは派遣社員からであった。
派遣社員の場合アルバイトでの雇用に比べ契約でかなりきっちりやる仕事が決まっておりアルバイトの場合謎の雑用が殆どでWebの仕事全然やれねぇ!って場合もあるけど派遣はWeb関係の仕事8割、雑用2割など最初から決まっている割合をやるため雑用ばかりはさせられない。
派遣社員を続けて正社員登用されるという話も無くはないが派遣でそれなりに実績を作れば正社員雇用での転職も容易。どの程度派遣社員で実績を作ればよいかという問題だが私は1年2ヶ月でエージェントを使って転職を試みたが非常に難しかった。
さすがに3年以下の業界経験では中々選択肢は見込めないと考えたほうが良いだろう。
1年以内に引く手あまたの人材になろうと思ったらHTML5やCSS3、JavaScriptは当然のごとくこなせてPHP、MySQLなどのプログラミングも完璧にマスターし様々なAPIを使って誰が見てもこれは凄いと言うような革新的なウェブサービスを構築できるレベルにならないとダメかなと思っている。
派遣会社は案件の多いパーソルテクノロジースタッフがおすすめです。かなり色々な会社を選べるので時給の高い会社を選ぶことも出来ますし、休みやすい会社を選ぶことも可能です。まずは登録してコーディネーターに相談してみることをおすすめします。
クラウドソーシングで自営業として働く
最近はネットで仕事とフリーランスとのマッチングが可能なサイトがたくさん存在する。例えばクラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどが有名で案件を見てもらえばわかるがサイト構築の案件もとても多い。
コーディングやWordPressの構築などはとても多いのでそれなりに経験を積んだウェブデザイナーならこういったところで仕事を探して生活するレベルまでお金を稼ぐことは可能である。
ただライバルは全国にいるため単価が非常に安くなりがち。
東京でWebデザイナーとしてアルバイトをしていたほうがよっぽど稼げるという状況になる可能性もありそれほどおすすめではないが直契約に持っていけば単価が上がる可能性もあるので家でしか仕事ができない状況ならやってみるのも一つの手ではある。
Webデザイナーの転職手法まとめ
人生で5回ほど転職して今はフリーでやってる私としては当たり前のように知っているWebデザイナーの転職方法もWebデザイナー歴が短い人とか転職経験が全く無い人にとっては知りたい話かなと思ったので今回まとめてみた。
ブラック企業に勤めていて本当は辛いか辞めたいけど転職できるか不安に思っている人なんかが多いかもしれないが安心して辞めて欲しい。
もしも1ヶ月とかで辞めたとしてもWeb業界は人手不足なのでマシな会社はいくらでもある。
少しづつ経験を積めばそれなりに大きめのホワイト企業に入社できる可能性も高く実力さえあれば転職回数などそれほど気にしなくても大丈夫。
是非とも転職によって素晴らしい会社に行き着けることを願っている。
参考サイト
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