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小説「方舟」と「1次元の挿し木」を読んだ

評価の高い小説を今年2冊読んだのでその書評を書いておく。

方舟

この小説は評価が高いと聞いていて次読もうと思いつつ読めて無かったのだが、ラジオでお笑い芸人の金魚番長の人がめっちゃいやな感じで終わるけど面白かったって紹介していて絶対読むべきだと思い文庫を買って読んだ。

内容は金魚番長が紹介していた感じで説明すると「とある施設に閉じ込められた人々がいて、1人を犠牲にしないと出られないのだがそんな中、殺人が起こり、殺人犯が犠牲になる一人になるべきであるということから犯人探しが始まる」という内容。

殺人事件の犯人を探すという普通のよくある小説なのだがかなり凝った設定でよく出来ていて最後最高に衝撃を受けるような内容だった。マジで久しぶりにおすすめしたい小説ランキングが入れ替わるぐらい素晴らしい作品と言える。

1次元の挿し木

これに関してはなんかすごい話題になっていて本屋にコーナーが出来ているようなおすすめ本だったのでとりあえず裏の説明を見たら昔の骨のDNAを解析したら失踪した妹と完全に一致していて…みたいなことが書かれていて面白そうってことで買って読んでみた。

読んでみた感想としてはかなり凝った内容で面白かったのが一番良かったポイントはかなりスリル満点なバトルシーンだろう。最強の敵から命からがら逃げるシーンは本当にハラハラして小説を読んでいるとは思えないほどスリルを感じた。これほどスリルを感じた小説はあの傑作ホラー「黒い家」以来かも知れない。

全体的によく出来ていて読んで損のない内容と言えるだろう。

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