何が必要?Webデザイナーという職種への適性

何が必要?Webデザイナーという職種への適性

Webデザイナーやプログラマーは頑張れば誰にでもなれるものだけど続けていくにはかなり適性を問われる仕事だと感じる。

今回は未経験の方やこの業界で働き始めて向いていないんじゃないかと感じている人に、このWebデザイナーの適性と言うものについて知っておいてもらいたいことを紹介しておく。

ウェブデザイナーは分業化が進んでいる

まず、Webデザインと言ってもデザインソフトを使って見た目を作成していくデザイン専門のスタッフと、そのデザインをパソコンで表示できるようにコーディングしていく裏の側のスタッフが居る。それぞれ適性が違うので一つづつ紹介して行こう。

デザイナー

デザイナーに必要な適性は(アイデアの)引き出し。とにかく様々なデザインを生み出す必要が有るため常にアンテナを貼ってデザインのひきだしを増やしていく必要がある。

Webデザインの引き出しを増やすには毎月必ずMdNなどのデザイン専門誌を読んでおきたいし、Webデザインまとめサイトなんかも毎日チェックしておきたい。お気に入りのデザインが見つかったらPinterestで保存したりする。

Webデザインだけではなく雑貨なども好きで雑誌などもよく読むような様々なメディアに対してアンテナを張れるような人が適性があると感じる。

もちろんイラストを書いたりデッサンがうまかったりと言った基礎的な美術力も重要であるがそれよりも最新のデザインを常に取り入れるような人のほうが向いていると感じる。

Webデザインはドッグイヤーを超えるラットイヤーというものすごい速度で進歩し続けている業界でありとにかく目新しさが重要になる。3年前のトレンドが現在では完全に流行遅れのデザインになってしまっていると言うことはよくある話。

フロントサイドエンジニア・コーダー

HTMLやCSSのコーディングを専門にしているスタッフをコーダーというがこのコーダーの適性としてはやたら几帳面で可読性を常に気にしているようなタイプが向いている。

コーディングで大変なのはバグが発生した時でバグがどこで発生しているのかがすぐにわからないとかなりの時間を無駄に消費することになり工数が莫大にかかってしまう。

そこで大事なのがコードの可読性であり、どこで何をしているのかがすぐにわかるコードを書けるかどうか。

CSSのネーミングの法則性などのルールも重要で誰でも簡単に理解できる名前をつけることが出来るか?など基本的な事ができれば十分コーダーとしてやっていく適性があると感じる。

コーダーは地道な作業であり誰にも評価されづらい非常に地味な分野の仕事だがそれに対しても特に何も感じないと言うスキルも大事。目立ちたいとか一日中ひたすらコード書いているのは耐えられないと言うような人は向いていない。

その他、JavaScriptなど動きの気持ちよさなどを調整する必要性がありそれにはセンスが必要な場合がある。とにかく正確に動けばいいサーバーサイドのプログラマとは少し違うセンスが欲しいところ。

テレビやゲームをよく見たりする人ならどういう動きが万人受けする気持ちいい動きなのかなど理解できていると思うのでプログラミングが得意ならこの仕事もオススメである。

この仕事に関しての適性は非常に微妙な調整を何度も何度も繰り返して最適な動きを実装させる作業が必要なので実験好きとか色々なことに興味関心が尽きないような好奇心旺盛な人のほうが向いていると感じる。

一日中単純なパズルゲームなどを出来るような人が向いてるのではないだろうか。

その他のWebに関する仕事

上記を読んでWebデザインは向いてる気がしないけどWebの世界の仕事がしたい人に紹介したい仕事

ディレクター

Webデザイナーが向いていないと言う人におすすめしたいのがWebディレクター。

具体的に何をするのかというとクライアントとサイトの仕様を話しあったりしてサイト作りを提案したり、ワイヤーフレームというサイトのレイアウトを決めたり、スケジュール管理をしたり、Webデザイナーと相談してサイト作りに関わる仕事。

基本的に管理職なので手を動かすことは少ないがスケジュールが押している時などは少し参加したりすることもある。

技術的なことがわからないとクライアントとWebデザイナーの間に入って伝言ゲームをするだけの役に立たない人間になりがちなのでそれなりにWebデザイン全般のスキルが必要ではある。

この仕事の適性としてはプロジェクトメンバー全員に対する気配りができるかとクライアントと多少強引な交渉が出来るハートを持っているかどうかが重要。言いなりになってしまう人間ではプロジェクトがデスマーチ化しやすい。ノーと言える人間がよい。

営業

営業イメージ
この仕事は管理とかワイヤーフレームというようなそういう技術的な部分は全く関わらずただ単にでかい仕事や小さな仕事をクライアントから取ってくる仕事

WebデザインやWebプログラミングをある程度理解できていていることが望ましいが全くわからなくても出来なくはない。

とにかくちまちました作業は大嫌いだけど口が達者でいくらでもクライアントを丸め込む話術があるなら給料は上がりやすいだろう。

どれだけ太い客を手放さないで頑張れるかは非常に重要なポイントなので常にクライアントの機嫌を取れるような人懐っこさが重要な仕事。

ただし、Webデザイナー側からするとなんでこんな厄介な仕事取ってくんねん!とマジでイライラする事が多いため営業とは時々ケンカになる。常にWebデザイナーとのコミュニケーションもしっかりととっておく必要があるだろう。

Webに関わるいろいろな仕事の適性についてまとめ

なんか最初書こうとしていたことにかなり追加されてウェブサイトに関わる仕事全般に対する適性を書いていったのだがWeb業界に8年いて感じた適性は以上のようなものとなる。

Web業界は毎年成長し続けている業界であり、常に人手不足であるため参入しやすく、誰でも入社は簡単にできるが適性がとても重要になりダメな人は半年続かない事がほとんどである。入社する前からどういう仕事をするかを学んでおいて自分には3年続けることが出来るだろうかとしっかり考えることはとても重要なことである。

感謝→Amazonの履歴を御覧いただきありがとうございます。収益はサイト運営に大切に使わせていただきます。

\よかったら使ってね/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)