Webデザイナー志望の面接について
私の場合、何度も転職を繰り返しているので転職テクを学ぶ機会が多かった。そこで今回は面接について色々学んだことを紹介したいと思う。
本命は一社目に行かないほうがいい
これは転職エージェントに言われたことなのだがはっきり言ってその通りだと感じた。
何故かと言うと一社目は面接に慣れていないため緊張するのが大きい。想定される質問なども一社目だとよくわからなかったりしてその場で考えなければならないため言葉を探しすぎて何を言っているかわからなくなったりする。
要は面接には慣れがが必要ということだ。そういう理由で本当に行きたいと思う企業があるなら3社目ぐらいにしておいたほうが無難。
需要(ニーズ)を見極める
Webデザイナー募集と言っていてもどんなWebデザイナーを求めているのか?はそれぞれの企業で全然違っていたりする。
例えば、プログラミングよりのことをしてくれるフロントサイドエンジニアメインのWebデザイナーを求めていたり、デザインよりの絵を作れる人を求めていたり、ディレクションもやってほしいとかだったりと企業によって求める人物像が異なっていたりする。
そこで重要なのが求人票であり、企業調査になる。
求人票をよく読めばどういう仕事が出来る人物を求めているのかがぼんやりとわかると思う。言われた仕事を機械的にこなしてくれる人物が欲しいとかお客さんのところでヒアリングまでしてくれるようなバリバリコミュニケーションが取れる人がほしいとかが見えてくる。
企業調査でその会社のことについて調べれば大企業だから分業が進んでそうとか小さな会社だから幅広い仕事が求められそうとかがわかる。
需要がわかればその需要に合わせて自己アピールすればいい。コミュニケーションが得意で前の会社ではムードメーカーでしたとか、コミュニケーションは得意ではないですがとにかく速く正確に仕事をこなすことが出来ますとか狙いを定めて採用担当者にアピールすれば効果的だろう。
結局企業にとっては採用のミスマッチが一番怖くて長く働いてもらえる人がほしい訳なので「帰国子女で英語がペラペラです」って人を雇って英語を使う仕事が全然無ければその人の不満はたまり仕事の効率も下がり結局すぐに辞めてしまうことになる可能性もある。
そのため単純に自己アピールが完璧なら採用されるか?と言うとそうではないケースも有るということである。
ポートフォリオは万全に
Webデザイナーの面接で一番聞かれるのはどんなサイトを作ったことがあるのか?という話。
大企業のサイト制作に携わっていてもコーダーなら非常に部分的にしか仕事をしていないことになるし、小さなサイトでも一から全部まるっとやりましたとなるとデザイン技術もコーディング技術もアピールできる。
もし業界未経験なら自分でダミーサイトを一つか2つ作ってそれを見せることになるだろう。ダミーサイトはオリジナリティーも大事だがちゃんとしたサイトを作れるというアピールになるような一般的なサイトを参考にした普通のサイトも作っておきたい。
その際はドリームウィーバーなどのサイト作成ソフトで作ってもいいがソースにこだわってある(インデントが揃っていたりブロックごとに改行をいれてあったりコメントアウトが入っていたり)と評価は高いと私は思う。(採用担当者のレベル次第だが。ディレクターとかだとソースまでまず見ない・・・。)
ポートフォリオは面接で一番聞かれるものなので色々突っ込まれても滞り無く話せるように万全に準備しておきたい。
意外と面接会場の会議室にPCのネット環境がないこともあるのでプリントアウトやiPadなどで説明出来る準備はしておいたほうが良いかもしれない。
Webデザイナー志望の面接についてまとめ
Webデザイナーの面接で重要な事は上記の通りであるが普通の就職活動のようにコミュニケーション能力も重要な要素として見られていることも忘れないようにしたい。
特にWebデザイナーの場合、ディレクターや営業担当者にいろいろと聞かれたり説明を求められたりする機会が多いのでコミュニケーションの取れないような人は採用されづらいだろう。
他はこちら側も企業を見定める機会だということも重要なポイント。はっきり言ってWeb制作会社に関して言うとブラック率はとても高い。とんでもない激務だったり、給料未払いで社長が失踪とか聞いたことがある。
給料がいいのは直請け案件の多い会社で激務率が高いのは広告代理店の仕事がメインの会社。
面接の際にはこちらから直受け案件か代理店案件かどちらが多いのかなどの質問をすると良いかもしれない。
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