トレブルフックとは三つの針を溶接して作られた針で、ルアー用の針は標準的にトレブルフックが使用される。
トレブルフックは以前ダブルフックにシングルフックを溶接したものが多かったため、左右非対称の重さとなり、アメリカ製ルアーなどはそれを踏まえたうえでチューンされ出荷されていた。その為左側に2本来るようにセットしないとバランスを崩すことすらある。
現在はバランスのことを考え、シングルフックを3本溶接しあう形になっているためこういったことが無くなった。
トレブルフックはどの方向から食ってきてもかかるようになっているため針掛りがいいが、構造上しっかりとかからない場合が多かったり、1本しかかっていない場合などは非常にばらしやすくなる。
その為、シングルフックを愛用したり、針をわざとまげてバランスを変えずにシングルフックにするチューンを施す人もいる。
交換のタイミングは針がかなり錆びた場合はもちろん、何匹も釣って針先が曲がってしまった場合やなまってしまった場合(爪にあてて刺さらなくなった時)には交換する。プロは1匹釣ったら交換するという人もいる。
がまかつのフックは非常に刺さりやすくおすすめ。